朝一番にいただくお茶を丁寧にいれる。
そっと手を添えてみる、なんとやわらかな肌ざわりであろうか。
あこがれの椿木工。
利島産ヤブ椿は節くれ捻れ荒ぶれている。
強靭だからこそ温かいのである、美しいのだ。
節は顔となり飲み口の曲線はどこまでもやさしい。
椿木工、前田氏は幼き頃に家族が丹精を込めて育てた椿の木を
伐採した後も残したいという思いから椿木工の修行を始められた。
椿の木は大変固く中に節もあり刃を跳ね返してしまうそうだ。
人の思いが文化をつなぐ、利島はいつもその事を
わたしに教えてくれる。
お取り扱い予定です。
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