ことだまのさちわうくに
2012年4月24日火曜日
歌を生ききる 西行
Phpto/チューリップ チャーミングビューティー (
晩生八重)
ゆくへなく 月に心の すみすみて
果はいかにか ならんとすらん
心が月の清らかな好さに同調して、
その
澄み渡るうれしさに踊り上がり、どうにも
押さえらなくなったときの、心の高揚を
詠んでいるのである。
(西行花伝より)
正論の表紙でご存知の安田靫彦先生の西行法師は、
月と桜、月影に佇む西行法師だ。
これが美しき姿なのである。
日本人ならきっとだれもが
西行法師を知りたくなるであろう。
美しき
森羅万象の秩序かな。
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